宇宙からの捕食者<プレデター>現る。

その独特な造形と独自の宗教性を持ったキャラクターがファンを生み、後にさまざまな作品が作られた「プレデターシリーズ」の第1作目にあたる本作。

ジャングルの奥地で“人類の技術を遥かに超えた装備”を使って人間狩りをおこなうプレデターに運悪く遭遇してしまった特殊部隊が戦いを挑む。

主演はアーノルド・シュワルツネッガー、彼の代表作の1つとしても有名です。

また、最大の敵となるプレデターのキャラクター造形があまりにも強烈なため演者の存在が負けがちですが、主演のシュワちゃんの存在感は流石。

最後のプレデターとの一騎打ちで2人が画面に並んでも決して負けていません。

圧倒的な力を誇る敵に対して、どう挑んでいくのか。

サバイバルアクションが好きな人に是非楽しんでもらいたい作品です。

そんな映画『プレデター』の魅力を紹介していきます。

【作品・キャスト情報】

作品:プレデター
公開:1987年公開
監督:ジョン・マクティアナン
キャスト:アーノルド・シュワルツェネッガー、シェーン・ブラック 他

アクション映画『プレデター』のあらすじ

南米のジャングルでゲリラに拉致されてしまったアメリカ合衆国の要人を救出するため、
アメリカ軍特殊救出部隊の隊長アラン・ダッチ・シェイファー少佐に救出命令が下った。

戦友であるCIAのジョージ・ディロンを加えた精鋭たちとチームを編成し、現地へと向うダッチ少佐。

現地へと到着した部隊は作戦を開始すべく行動するが、そこで“皮が剥がれた異常な死体”を見つける。

とても人間がおこなったとは思えない光景に不気味に感じるダッチたちだったが、その光景を観察する捕食者<プレデター>の姿があった…。

映画『プレデター』の見どころ ベスト3

1.宇宙からやってきた捕食者<プレデター>

本作のもう1人の主役であるプレデター。

特徴的なマスクや、人類の技術を遥かに超えた装備を持つ圧倒的な強さを誇るキャラクターとして描かれていますが、劇中ではその詳細は語られません。

実態がわからないプレデターですが、劇中で見せた行動としては

・宇宙からやってきた

・言語を理解する知性がある

・戦闘力が強い生物の狩猟を目的としている

・女性や武器を持たない者は狩猟の対象しない

などが挙げられ、このことから考察するとより強い者と戦うことが彼らの文化であることが考えられます。

プレデターはこの作品以降もシリーズとして制作されて、徐々に生態系が語られてきています。

今作で興味を持たれた方は他の作品も観ていただけると、より楽しめるようになるのでおすすめです。

2.プレデターが使用する最強装備の数々

プレデターは劇中でかなり特徴的な装備を使って獲物を仕留めていきます。

それぞれの武器やそのデザインなどはプレデターの個性を強烈に演出しています。

・ガントレット
装備した武器を制御する、自爆装置としての役割もあり。

・光学迷彩発生装置
周囲の風景を自身に投影し、姿を見えなくする。

・リストブレイド
腕に装備した鋭利なナイフ

・ショルダープラズマキャノン
ロックした敵に対して、全てを破壊するプラズマを発射する

3.最後に頼れるのは己の肉体のみ

この作品の最大の見どころはラストのプレデターとダッチの一騎打ちです。

圧倒的な装備と力を駆使してダッチを追い詰めていくプレデターですが、ある弱点を見つけて逃げきることに成功します。

ダッチは銃弾も無くなり絶対絶命の状況ですが、ジャングルを利用したトラップを仕掛けてプレデターに戦いを挑みます。

命が失われるギリギリの中で戦う主人公のガッツに注目!

映画『プレデター』は最高のサバイバルアクション映画

ジャングルの奥地で正体不明の生き物に襲われるホラー的な要素を含みながら、主演アーノルドシュワルツネッガーのタフさを活かしたアクション演出も忘れていない。

圧倒的な強さを誇るプレデター相手にどう戦うのか?

じわじわと迫りくる敵の恐怖から、正体がわかってからのタイマンバトルを経ての爽快感が半端じゃない作品です。

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