スーパーマンの伝説再び。

DCコミックスの中でも最強と言われているスーパーマンの活躍が再び映画化。

スーパーマンの映画は古い作品も入れると、本作までに8作品も作られているため映画は観ていないけど名前は知っているという方も多いはずです。

そんなスーパーマンですが、本作は俳優や世界観の設定を一旦リセットして1からストーリーが描かれる“リブート作品”となっています。

今回のリブート版では映画のタイトルも従来までは「スーパーマン」と名前が入っていたのに対し、『マン・オブ・スティール』(直訳:鉄の男)と変えられていることが特徴的です。

そんなリブート版スーパーマンの活躍を描いた『マン・オブ・スティール』をご紹介します。

【作品・キャスト情報】

作品:マン・オブ・スティール
公開:2013年公開
監督:ザック・スナイダー
原案:デヴィッド・S・ゴイヤー、クリストファー・ノーラン
キャスト:ヘンリー・カヴィル、エイミー・アダムス 他

アクション映画『マン・オブ・スティール/スーパーマン』のあらすじ

科学や文明が発達した惑星クリプトン。

クリプトンは優れた科学や文明をもっていたが、星の資源を採掘しすぎてエネルギーが枯渇、滅亡の時がすぐそこまで迫っていた。

クリプトンの滅亡が迫るなか、科学者ジョー=エルは息子カル=エルを逃がすため宇宙船を地球に向けて発射する。

地球へと無事に到着したカル=エル。

偶然その場に居合わせたケント夫妻はカル=エルを養子として育て、クラーク・ケントという名前を与えた。

クリプトン人には太陽の光の元にいると、さまざまな超人的パワーが使えるようになるという特性があり、クラーク・ケントも例外ではなかった。

大人になったクラークは、自身の出生の秘密を探るため世界を旅する。

旅をする中で、氷の下に埋まったクリプトンの宇宙船を見つけたクラークはそこで父親の意識を移したホログラムと出会い、クリプトンの秘密を知る。

その時、かつて崩壊するクリプトンでクーデターを企て、投獄されていたクリプトンの将軍ゾットが地球へと現れ、クラークに対して投降を呼びかける。

投降に応じない場合は地球を攻撃すると宣言したゾット将軍に対して、クラークは地球を守るために立ち上がる決意をする。

アクション映画『マン・オブ・スティール/スーパーマン』見どころ

リブートされたスーパーマン誕生ストーリー

スーパーマンを主役とした映画はこれまで沢山ありましたが、特に有名なのは
これらの作品ではないでしょうか。

クリストファー・リーヴ主演
・スーパーマン(1978年)
・スーパーマンII/冒険篇 (1981年)
・スーパーマンIII/電子の要塞 (1983年)
・スーパーマンIV/最強の敵 (1987年)

ブランドン・ラウス主演
・スーパーマン リターンズ (2006年)

クリストファー・リーヴ主演のスーパーマンはその端正な顔立ちと甘いマスクで多くのファンを獲得し、4作のシリーズが作られるほど人気となりました。

その後、スーパーマンの映画はしばらく制作されることはありませんでしたが、2006年にブランドン・ラウス主演で新たに制作されることになります。

クリストファー・リーヴが作り上げたスーパーマンのイメージに近い俳優のブランドン・ラウスを起用することで、昔のイメージそのままのスーパーマンが復活しました。

しかし、復活したスーパーマンはイメージ的には良かったのですが、作風が時代とマッチしておらず、興行的にあまりいい成績が収められなかったので打ち切りとなってしまいました。

そして7年後の2013年に再び映画化されたのが本作、『マン・オブ・スティール』です。

今までのスーパーマン映画と決定的に違う点としては、主人公スーパーマン/クラーク・ケントの出生から、ケント夫妻に育てられた幼少期を丁寧に描いていることです。

超人的なパワーを制御できずに悩むクラークの心情や正義のヒーローとなるきっかけを作った養父との別れは、なぜ彼が “平和のため戦うのか” をうまく表現して伝えています。

アクション映画『マン・オブ・スティール/スーパーマン』は自身の存在意義を見出す物語

世界的に有名なスーパーヒーロー、スーパーマンの活躍を描いた『マン・オブ・スティール』。

コミックが原作のため、アクション映画として映像表現や迫力あるシーンが評価されがちですが、細かい心理描写や主人公の葛藤を描いている点も非常によく作られている映画です。

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