「これがスパルタだ!」

たった300人のスパルタ兵で100万のペルシア軍に戦いを挑んだスパルタの王レオニダスとスパルタ軍たちの活躍を描いた本作。

この映画の見どころはなんと言っても鍛え上げられた屈強な肉体を持つスパルタ軍。

主人公、スパルタの王レオニダスをはじめ登場人物のほぼ全てがムキムキ!

この映画のために主演のジェラルド・バトラーは撮影の3ヶ月前から1日4時間のトレーニングをして彫刻のような筋肉を作り上げたそうです。

フランク・ミラーが描いたグラフィックノベル「300」が原作で、コミックの映像化を数多く手がけたザック・スナイダーが監督。

本作は作品の扱うテーマの関係上、非常にバイオレンスな内容となっています。

しかし、独特の映像表現が多いためそこまでの息苦しさは感じせんので、

「激しい流血表現やバイオレンス系はちょっと…」

という方でも観やすい作品です。

そんな映画『300〈スリーハンドレッド〉』の魅力を紹介していきます。

【作品・キャスト情報】

作品:300〈スリーハンドレッド〉
公開:2007年公開
監督:ザック・スナイダー
キャスト:ジェラルド・バトラー、レナ・ヘディ 他

アクション映画『300〈スリーハンドレッド〉』あらすじ

はるか昔、紀元前480年。

圧倒的な兵力でギリシャを進行するペルシア帝国はスパルタに1人の使者を送り、スパルタのレオニダス王に対して服従を要求する。

しかし、レオニダスはそれを拒否し、使者を殺してしまう。

スパルタの軍を使い、ペルシア軍との全面戦争を考えていたレオニダスだったが、スパルタを定める神託によって戦うことを禁じられてしまう。

このままでは引き下がれないレオニダスは「散歩」という名目で300名の親衛隊だけを連れて迫りくるペルシアの100万の兵に戦いを挑む。

ペルシア軍の100万に対して、こちらの兵は300。
圧倒的不利な兵力差をレオニダスは峻険な山と海に挟まれた狭い街道に布陣して地の利を生かして戦うことをを考える。

300のスパルタ軍VS100万のペルシャ軍。
壮絶な死闘として語り継がれるテルモピュライの戦いが繰り広げられる。

アクション映画『300〈スリーハンドレッド〉』の見どころ ベスト3

1.CGなんて不要!鍛え上げられた圧倒的な筋肉!

映画『300〈スリーハンドレッド〉』の魅力といえばなんと言ってもスパルタ軍の男たちの鍛え上げられた筋肉。

これはCGではなく、演じている役者の本物というからから驚き。

そもそも、スパルタという国ですが、古代ギリシアで屈強な戦士たちが育つ国としてその名を轟かせました。

映画の冒頭でもスパルタに生まれた男子は幼い頃から戦士となるべく過酷な戦闘訓練をおこいます。

こうした徹底した教育によって誕生した戦闘種族スパルタは精鋭中の精鋭が集まる国家となるのです。

2.独創的な映像表現で魅せる戦い

映画『300〈スリーハンドレッド〉』では独特の世界観と戦闘時の表現にかなりの力を入れて描いています。

まず、その世界観ですが原作ビジュアルノベル「300」をベースとして、歴史上のスパルタの要素を加味して作られています。

しかし、映画では敵側にあたるペルシアの王、クセルクセスをはじめ通常ではありえない怪物じみた容姿の人物が多く登場。

エンターテイメント要素を強く、作品で単体では圧倒的強さを誇るスパルタ軍のとのバランスを保つ役割を果たしています。

戦闘時の映像表現もスローを多く使い、筋肉の動きや飛び散る血しぶきなどを1つのデザインとして魅せることでまるで絵画の世界を観ているような感覚になります。

3.絶対に折れないスパルタ魂を見よ!

作品の本筋ともなっているスパルタ軍300人VSペルシア軍100万の戦い。

数では圧倒的に不利なスパルタ軍ですが、兵士個人の力としては最強。

そこで地の利を生かして敵を少人数に分断して戦える場所で戦闘を仕掛けます。

倒しても倒しても現れる圧倒的な軍勢を誇るペルシア軍にまったく怯まないスパルタの兵士たち。

最後まで諦めないスパルタの兵士たちの戦いは観ていて熱くなること間違いなし。

アクション映画『300〈スリーハンドレッド〉』は強い男が好きな人におすすめ

映画『300〈スリーハンドレッド〉』はとにかく筋肉隆々のマッチョな男たちが迫りくる怪物軍団を蹴散らしていく作品。

どんな時代でも腕っぷしが強いことが正義。

どんな逆境でも自分の肉体を信じて行動することの大切さを教えてくれる映画です。

筋肉軍団たちの戦いを観たい、という方は是非ご覧ください!

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