木城ゆきと原作で1990年から1995年にかけて連載されたSF格闘漫画「銃夢(ガンム)」。

日本の大人気SF漫画がハリウッドで実写映画化しました。

「銃夢(ガンム)」は海外でも翻訳されて漫画が発行されており、その独特の視点で描かれた近未来の技術や世界観に多くのファンがいる作品です。

この「銃夢(ガンム)」が原作となる『アリータ: バトル・エンジェル』では漫画の前半部分で人気の高いモーターボール編を中心に主人公アリータの活躍が描かれます。

主演のアリータを演じるのは映画「メイズ・ランナー2」で主人公を助ける重要な役を演じたローサ・サラザール。

監督は映画「シン・シティ」で同じく漫画原作の独特の世界観を表現したロバート・ロドリゲスがつとめています。

最新のCGを駆使して再現された映画『アリータ: バトル・エンジェル』の魅力を紹介していきます。

【作品・キャスト情報】

作品:アリータ: バトル・エンジェル
公開:2019年公開
監督:ロバート・ロドリゲス
キャスト:ローサ・サラザール、クリストフ・ヴァルツ 他

美女が活躍するアクション映画『アリータ: バトル・エンジェル』のあらすじ

遠い未来、没落戦争(ザ・フォール)と呼ばれた地球と火星連邦共和国(URM)の激しい戦争から300年が経過。

地球では戦争の影響を唯一逃れた空中都市ザレムとザレムの廃棄物がたまるくず鉄町(アイアン・シティ)に分断され、人々は暮らしていた。

くず鉄町のサイバー医師イドはある日、ザレムから廃棄されたゴミの山から部品を探していたところ、壊れた少女のサイボーグを発見する。

奇跡的に脳に損傷がなかったことから、イドは少女を診療所へと連れ帰り修復する。

少女はイドによって新しい身体とアリータという名前を与えられたが、長い間の機能停止の影響でそれまでの記憶を失っていた。

自身が何者なのか思い出せないアリータだったが、イドのもとで暮らしはじめてくず鉄町で暮らす人々との交友を深めていく。

そのころ町では殺人鬼によって女性が襲われるという事件が起きていた。

毎晩密かにどこかへ出かけていくイドを不審に思ったアリータはイドを尾行するが、イドはハンター・ウォリアーと呼ばれる賞金稼ぎで殺人鬼を追っていたのだった。

現れた殺人鬼の罠にはまりイドは追い詰められるが、そのときアリータは圧倒的な格闘術を繰り出して殺人鬼を撃退する。

戦いのなかで、アリータは没落戦争で自身が戦いに参加していたことを思い出す。

そしてアリータは空中都市ザレムの秘密をめぐる戦いに巻き込まれていく…

美女が活躍するアクション映画『アリータ: バトル・エンジェル』おすすめの見どころ

SF格闘漫画「銃夢(ガンム)」が原作の壮大な世界観とストーリーが魅力的

『アリータ: バトル・エンジェル』は木城ゆきとが描くSF格闘漫画「銃夢(ガンム)」を原作とした未来の世界を独特の視点で描いた作風が人気のひとつです。

「銃夢(ガンム)」の世界で特徴的なのはサイバネティクス(人工頭脳学)の技術が発達しており、人々は身体の一部を機械化して生活しています。

この設定は同じく日本の漫画である士郎正宗原作の「攻殻機動隊」に近いものがあり、身体の機械化は作品の登場人物のアクションに幅を持たせてくれるというメリットがあります。

『アリータ: バトル・エンジェル』ではこの設定も当然盛り込まれており、主人公アリータの持つ「機甲術(パンツァークンスト)」と呼ばれる格闘術の見せ場として機械の身体が生かされている点は見どころ。

また、没落戦争(ザ・フォール)と呼ばれた地球と火星連邦共和国(URM)の争いの謎がアリータを通して明らかになっていくストーリー運びには思わず引き込まれるおもしろさがあります。

美女が活躍するアクション映画『アリータ: バトル・エンジェル』は漫画の世界のおもしろさを忠実に再現している

『アリータ: バトル・エンジェル』は20年以上もの歳月をかけて映画化されました。

この映画に脚本・プロデューサーとして参加したジェームズ・キャメロンの試行錯誤の結果、原作の雰囲気を損なわず魅力あふれる映画となりました。

じっくりと時間をかけたからこそ、パフォーマンスキャプチャーと呼ばれる顔の表情や仕草を取り込める技術を使ってアリータの細かな感情の表現ができています。

『アリータ: バトル・エンジェル』は漫画の世界のまだまだ前半しか描いていません。

この映画を観て興味をもったかたは原作漫画「銃夢(ガンム)」も合わせて読んでもらえるとより作品の世界観を楽しめること間違いなしです。

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