文明が荒廃するほどの戦争から1700年後の世界を舞台に、車輪をつけた都市が争うという大胆な設定の『移動都市/モータル・エンジン』。

「ロード・オブ・ザ・リング」のピーター・ジャクソンが制作を努め、「キング・コング」
でアカデミー視覚効果賞を受賞したクリスチャン・リヴァースがの初監督作品です。

原作はイギリスの小説家フィリップ・リーヴの小説「移動都市」で全4巻の作品のうち、今回の映画では第1巻を中心にストーリーが展開されます。

映画『移動都市/モータル・エンジン』は、小説では表現ができなかった都市が移動する迫力ある映像を楽しむことができます。

そんな映画映画『移動都市/モータル・エンジン』について紹介していきます。

【作品・キャスト情報】

作品:移動都市/モータル・エンジン
公開:2019年公開
制作:ピーター・ジャクソン
監督:クリスチャン・リヴァース
キャスト:ヘラ・ヒルマー、ヒューゴ・ウィーヴィング 他

美女が活躍するアクション映画『移動都市/モータル・エンジン』のあらすじ

たった60分で世界の文明を崩壊させた「60分戦争」。

量子エネルギー兵器メデューサの圧倒的破壊力で文明を破壊し尽くしたその戦争から1700年の時がたち、人々は都市に車輪とエンジンを搭載して移動しながらの生活を送っていた。

そんな移動都市のなかでも、ひときわ巨大で数々の中小都市を捕食してその資源を取り込んできたロンドンは今日も獲物である都市を捕食していた。

捕食された都市にいた少女ヘスターはロンドンの内部にとらわれてしまうが、そこでロンドンの指導者ヴァンタインを見つける。
過去に起きた出来事からヴァレンタインを恨むヘスターはヴァレンタインに襲いかかるが…。

美女が活躍するアクション映画『移動都市/モータル・エンジン』おすすめの見どころ

主役を演じる新鋭女優ヘラ・ヒルマーに注目

『移動都市/モータル・エンジン』の主役へスター・ショウを演じるのはアイスランド出身の新鋭女優ヘラ・ヒルマー。

女優としての出演作品はあまり多くないのですが、26歳のときに出演したアイスランド映画「Life in a Fishbowl」(日本未公開・14年)ではアイスランド・アカデミー賞女優賞を受賞しています。

そんな彼女の初のハリウッド大作映画の出演が今作『移動都市/モータル・エンジン』となりますが、過去に悲惨な出来事が起きて復讐だけを生きがいにしている主人公の感情をうまく捉え、表現しています。

映画の冒頭からエンディングまでの主人公ヘスターのこの心の変化は映画を観るうえでの注目ポイントです。

美女が活躍するアクション映画『移動都市/モータル・エンジン』は移動都市の圧倒的映像表現がすごい

都市が車輪とエンジンをつけて、同じ都市を捕食するという衝撃の設定で話題の本作ですが、なんと言っても原作の小説では表現できなかった迫力ある都市の映像が体感できるのこの映画の強み。

巨大な車輪の間を主人公ヘスターがすり抜けていくシーンでは、観ているこちら側も思わず息をのむほどです。

また、映画では都市が移動する地上だけでなく、この映画の世界では一般的となりつつある飛空艇を用いた空中でのアクションも数多く描かれていますので、場面の切り替わりにメリハリがあって観ていて飽きないシーン構成なのもおもしろいです。

『移動都市/モータル・エンジン』迫力ある映像を楽しみたいというかたにおすすめの映画です。

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