『アトミック・ブロンド』は男性が主役のスパイ映画が多いなか、スパイアクションのジャンルに新たな風を吹き込んだとも言える作品。

まずこの映画の中でも1番のポイントは圧倒的な存在感を出している主演のシャーリーズ・セロンです。

年齢をまったく感じさせない美貌と、物語の序盤で見せる鍛え上げられた身体を見て作品に引き込まれること間違いなしです。

そして、今作では彼女がアクションをスタントなしで演じていることも話題となりました。

トレーニング中に歯が欠けてしまうというアクシデントもあったというから驚きです。

主演のシャーリーズ・セロンのほか彼女と組むことになるスパイ、パーシヴァルを演じるのはジェームズ・マカヴォイ。

高い演技力を持つ彼が加わり、アクションだけでなくスパイ映画としての見どころである諜報戦も繰り広げられます。

そんな映画『アトミック・ブロンド』の魅力を紹介していきます。

【作品・キャスト情報】

作品:アトミック・ブロンド
公開:2017年公開
監督:デヴィッド・リーチ
キャスト:シャーリーズ・セロン、ジェームズ・マカヴォイ 他

美女が活躍するアクション映画『アトミック・ブロンド』予告編

美女が活躍するアクション映画 『アトミック・ブロンド』のあらすじ

東西冷戦末期の1989年のベルリン。

潜入しているスパイの機密情報が記載されたリストが何者かに奪われてしまう。

奪われたリストの奪還のためMI6は女性エージェントのロレーンに任務を言い渡す。

奪われたリストを見つけ出し、奪還すること。

そして、リストの強奪に関与したMI6の2重スパイサッチェルの正体をつかむこと。

任務を果たすためベルリンに潜入したロレーンはすでに潜入中のエージェントパーシヴァルの協力を得るため、彼と合流する。

MI6以外にもリストを狙って各国のスパイが集結するなか、ロレーンは盗聴や監視を行い、任務を進めていくが、パーシヴァルも不穏な動きを見せる。

誰が敵で誰が味方なのか…リストをめぐる諜報戦の結末は…

美女が活躍するアクション映画 『アトミック・ブロンド』おすすめの見どころ

とにかくシャーリーズ・セロンのかっこよさ全開

『アトミック・ブロンド』はとにかくシャーリーズ・セロンな映画。

177cmの長身とブロンドヘアを華麗になびかせながら、男勝りの性格で現れる敵を次々と倒していく姿は「美しすぎる」のひとこと。

映画の中のBGMが最高!テンポのいい80年台の楽曲

シャーリーズ・セロンのほか、この映画のもうひとつの魅力が劇中に流れるBGMの数々。

東西冷戦時代という80年代を象徴するレトロでいてポップなミュージックがとてもいい演出となっている。

特におすすめの曲はニューオーダーの“Blue Monday”。

映画がはじまると共に静かに曲がかかり、徐々にビートが上がっていくこの曲はスパイものという映画の特徴に見事にはまり、すばらしい演出となっています。

スタントなしで演じたガチンコアクション

この映画では主演のシャーリーズ・セロンがほぼすべてのシーンでアクションを自ら担当。

3ヶ月間もの間1日5時間のトレーニングをおこなって挑んだというから驚き。

アクションシーンについては、キアヌ・リーヴス主演の映画『ジョン・ウィック』でもスタントを演出したスタントチーム87elevenが担当。

徹底的なリアルさにこだわり、女性が戦うことを前提にした関節や急所などを狙う戦いかたを劇中で見せるという徹底ぶり。

特にラストで繰り広げられる約7分半のノーカットでの殴り合いは観ているこちらも思わず息を飲むほどの迫力です。

美女が活躍するアクション映画 『アトミック・ブロンド』はシャーリーズ・セロンに惚れる映画

007シリーズやミッション・インポッシブルシリーズなど、男性が主役のスパイ映画ジャンルに颯爽と現れた『アトミック・ブロンド』。

スパイものということもあって、諜報戦がメインのストーリーですが、主演シャーリーズ・セロンの絵力もあり終始画面に釘付けとなること間違いなしです。

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